上智大学公募推薦の事前提出課題で圧勝するためのレポート作成術
こんにちは。今回は、上智大学をはじめとする公募推薦入試で課される「事前提出レポート」の書き方について解説します。
2000字や3000字といったボリュームの課題が出されることもあり、まるで小論文のような形式に戸惑う受験生も多いのではないでしょうか。学部や学科によって課題の内容は異なりますが、どのような視点で取り組めば評価されるレポートになるのか、そのポイントをお伝えします。
大学での「研究」とは何かを理解する
まず押さえておきたいのは、大学における研究とはそもそもどういうものかという点です。
研究には必ず「先行研究」が存在します。すでに誰かが明らかにした知見があり、その先に「まだ研究されていない分野」が広がっています。レポートや課題論文では、この未開拓の分野に対して自分はどうアプローチするのかを示すことが重要です。
特に注目すべきは、「重要だけれど、まだ誰も手をつけていない領域」です。 単に価値がないから放置されているのではなく、研究者が少ないために手付かずになっているテーマを探しましょう。特に日本は英語圏に比べて研究者の数が限られているため、海外ではメジャーな議論でも日本ではまだ深掘りされていないテーマが見つかることがよくあります。
シリコンバレーの有名な投資家も「まだ誰も賛成してくれないけれど、真実であること」を見つける重要性を説いていますが、大学入試のレポートでも同じような視点が評価されます。
先行研究のリサーチはAIを賢く使う
かつてはGoogle Scholarなどを使って、関連する論文を一つひとつ手作業で探し、読み込む必要がありました。しかし、今はもっと効率的な方法があります。
GoogleのGeminiなどのAIツールにあるリサーチ機能を活用するのです。 例えば、自分の関心があるテーマについて、どこまでが明らかにされていて、どこからが未解拓なのかをAIに整理させることができます。また、志望する学部の先生の研究内容を調べてもらい、自分の興味とどう結びつけられるか提案してもらうことも可能です。
もちろん、AIの提案がすべて正しいわけではないので、最終的には自分の頭で考え直す必要があります。しかし、膨大な資料を読み込む手間を省き、思考の時間を増やすためのツールとして活用しない手はありません。
課題図書がある場合の攻略法
学科によっては、特定の「課題図書」を読んでレポートを書く場合もあります。ここで多くの受験生が陥りがちなのが、本の細かい部分にばかり気を取られて、著者全体としての主張や枠組みを捉えきれないという失敗です。
大切なのは、本の内容を鵜呑みにせず「批判的に読む」ことです。 「著者はこう言っているが、別の視点から見るとどうなのか?」「この議論には欠点がないか?」といった疑問を持ちながら読む必要があります。
ここでもAIが役立ちます。課題図書の内容についてリサーチさせたり、一般的な評価や批判的な視点を抽出させたりすることで、自分一人では気づけなかった視点を得ることができます。その上で、自分なりの考えを深めていくのが良いでしょう。
面接を見据えた準備を
事前提出レポートは、提出して終わりではありません。その内容は面接でも深掘りされます。
書いた内容について、面接官からどのようなツッコミが入るかをシミュレーションしておくことが大切です。AIを使って想定問答を作ったり、実際に人と話して口頭で説明する練習をしたりして、スムーズに応答できるようにしておきましょう。
文章で書けることと、対面でスムーズに話せることは別物です。パソコンに向かうだけでなく、実際に声に出して伝える練習も忘れないでください。
まとめ
事前提出レポートで差をつけるには、ただ課題をこなすだけでなく、「研究者としての視点」を持つことが大切です。先行研究を把握し、独自の視点を提示する。そのために便利なツールは積極的に使いつつ、最後は自分の言葉でしっかりと論じられるよう準備を進めてください。
もし一人で進めるのが不安な場合は、添削指導や模擬面接などのサポートを利用するのも一つの手です。悔いのない準備をして、試験に臨んでくださいね。

