SAT3ヶ月で100点アップを実現する合格戦略
こんにちは。今回は、アメリカの大学入試テスト「SAT」について、日本の帰国生入試(早稲田・慶應・上智など)を見据えた対策法をお話しします。
そもそもSATとは、数学(800点)と英語(Verbal 800点)の合計1600点満点で評価される試験です。それぞれの科目をどう攻略し、どれくらいの点数を目指すべきなのか、具体的な教材とあわせて解説していきます。
数学(Math):700点は「取って当たり前」の世界
まず数学ですが、レベル自体は日本の高校1年生の標準レベル、あるいは数学が得意な中学生なら解ける程度の難易度です。 しかし、限られた時間で大量の問題を処理する必要があり、ミスが許されません。
早慶や上智の合格ライン(早稲田政経、慶應経済以外)を目指すなら、700点は取って当たり前と考えましょう。
おすすめの教材は『1600.io』です。
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勉強法:練習問題を含め約1500問あります。1日30問ペースで解き、復習までしっかり行うと約1ヶ月で1周できます。これを3ヶ月で3周繰り返せば、確実に点数は伸びます。
もし、元々数学が苦手で中学レベルも怪しいという場合は、無理にSATを受けず、TOEFLやIELTSに注力して小論文で勝負するルートへの変更も検討が必要です。
英語(Verbal):ネイティブ向けの対策が必要
SATの英語は、TOEFLやIELTSなどの留学生向け試験とは次元が違い、ネイティブスピーカー向けの試験です。そのため、文法の基礎はもちろん、「ひっかけ」やニュアンスを理解する高度な英語力が求められます。
おすすめ教材と進め方
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Wordly Wise (Book 2〜12) ネイティブの子供向けの単語帳です。同じ単語が文脈を変えて5回ほど登場するため、自然と記憶に定着しやすい構成になっています。Book 1は簡単すぎるのでBook 2から始めましょう。
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English Grammar in Use 文法の基礎固めに最適です。150ユニットありますが、1日1時間を確保して1ヶ月で1周、これを3周して基礎を叩き込みます。
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Erica Meltzer’s SAT Grammar / Reading SAT特有のひっかけ問題や解法テクニックを学ぶための定番教材です。
目標スコア:1400点がひとつの目安
早慶上智(特に看板学部)を目指すなら、合計1450点以上がひとつの大きな目標になります。
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1450点以上:早稲田(政経)、慶應(経済)、東大PEAKなどが視野に入ります。
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1200点台:上智大学のSPSFやFLAなどを考える場合、学科によっては前期試験なら合格の可能性がありますが、後期試験では厳しくなる傾向があります。
成果を出すための勉強環境
最後に一番大切な「勉強の仕方」についてです。 最近はKhan Academyなどの動画を見て勉強した気になっている人が多いですが、ただ動画を眺めるだけでは点数は上がりません。
勉強とは「単位時間あたりの負荷を高めること」です。 私がこの動画を撮影しているのも深夜2時ですが、撮影時はスマホだけを持ち、パソコンなど気が散るものは近くに置きません。勉強も同じで、動画解説を見るにしても、その後にアナログな環境で机に向かい、自分の頭で考え、手を動かして問題を解く時間が何より重要です。
スマホやパソコンを見ずに集中する時間をどれだけ作れるかが、3ヶ月でスコアを上げる最大の鍵となります。

