上智大学公募推薦を合格者と徹底解説!
毎日学習会塾長の林です。今回は、上智大学の編入試験合格者であるリオさんと一緒に、上智大学公募推薦入試について詳しくお話しします。
これまでも上智の公募推薦に関する情報を発信してきましたが、今回は合格者のリアルな視点も交えつつ、受かるための具体的なポイントを解説していきます。
上智大学公募推薦の特徴とは
上智の公募推薦には、いくつかの大きな特徴があります。
まず、多くの学部・学科で「評定平均(内申点)」や「英語資格」の出願要件が設けられている点です。(神学部など一部例外はあります) このように出願のハードルがある程度高いため、誰でも受けられるわけではなく、結果的に倍率が低くなりやすいというメリットがあります。
また、SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)のAO入試などは「面白い人材を発掘する」という側面が強く、合格基準が掴みにくいところがありますが、上智の公募推薦は比較的オーソドックスです。「ある程度の学力基準(評定や英語)を満たしている生徒を、しっかり評価して合格させよう」という雰囲気があります。
合否を分けるのは「本番の試験」の出来
「基準を満たしていれば受かるのか」というと、もちろんそうではありません。学部によっては倍率が3倍を超えることもあります。では、どこで差がつくのでしょうか。
結論から言うと、最も重要なのは本番の試験(小論文や学科試験)の出来です。
今回対談したリオさんは編入試験での合格者ですが、GPA(大学の成績)は決して高くありませんでした。しかし、本番の筆記試験でほぼ満点を取ったため、面接は非常に和やかで、圧迫されることもなく合格しました。
上智の入試全体に言える傾向ですが、午前中に行われる筆記試験(小論文など)の採点は、昼休みの間に済ませていることが多いです。そのため、午後の面接の時点で試験官はあなたの点数を知っています。
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筆記試験の点数が良い = 面接はお客様扱いで和やか
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筆記試験の点数が悪い = 面接で厳しく詰められる
というケースがよく見られます。つまり、面接対策も大切ですが、それ以上に本番の小論文や学科試験で高得点を取ることが合格への一番の近道なのです。
志望理由書と課題レポートの攻略法
公募推薦では、出願時に「自己推薦書(志望理由書)」や「課題レポート」の提出が求められます。これらをどう書くかも重要です。
自己推薦書(志望理由書)
「過去・現在・未来」の一貫性を意識しましょう。
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過去:高校時代に何をしてきたか
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現在:大学で何を学びたいか
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未来:社会に出てどう活躍したいか
これらが一本の線で繋がっていることが大切です。特に「大学でやりたいこと」については、大学が研究機関であることを忘れてはいけません。「まだ研究されていないこと」に対して、自分がどうアプローチしたいのかを書くと評価されやすくなります。
課題レポート
学部によっては「課題図書を読んでレポートを書く」という課題が出ます。高校生にとって専門書を1冊読むのは大変ですが、工夫が必要です。
リオさんのアドバイスにもありましたが、全てを最初から最後まで精読する必要はありません。まずは目次を見て全体の構成を把握し、「著者の主張」や「反論部分」など、重要な箇所をピックアップして読むのがコツです。
書く際も、いきなり書き始めるのではなく、構成をパーツ(序論・本論・結論など)に分けて組み立てていくとスムーズに書けます。
小論文と面接の対策
小論文
小論文も「構成」が命です。論理的な文章を書くためには、論理構造のパターンを学ぶことが有効です。『ゼロからの論理学』などの書籍を参考に、論理の組み立て方を練習しましょう。 また、本を読む習慣がない人は、とにかく毎日文章に触れ、書く練習を積むことが大切です。
面接
先ほども触れましたが、筆記試験の出来が良ければ面接はそこまで恐れる必要はありません。 ただ、高校生の場合は大人と話すことに慣れていない人も多いでしょう。「想定問答集(面接対策シート)」を作って、聞かれそうなことに対する答えをあらかじめ整理しておくと安心です。
まとめ
上智大学の公募推薦は、出願要件さえクリアできれば、しっかりと対策することで合格の可能性を大きく広げられる入試です。
特に重要なのは「本番の試験対策」です。小論文や学科試験の準備を怠らず、自信を持って当日に挑めるようにしましょう。
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