上智大学外国語学部英語学科は「英語ができる」だけでは受からない?合格者と徹底解説
こんにちは、毎日学習会の林です。
今回は、上智大学への編入合格者であるリオさんと一緒に、上智大学外国語学部英語学科についてお話しします。 「英語学科」と聞くと、英語が得意な人なら簡単に入れる、あるいは英語を使って何かを学ぶ場所、というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、実際にはそれほど単純ではありません。
今回は、英語学科のリアルの姿と、入試で求められる意外なスキルについて解説します。
「英語で学ぶ」と「英語を学ぶ」の違い
上智大学には、英語で経済学や社会学を学ぶ「SPSF(Sophia Program for Sustainable Futures)」というコースがあります。こちらは、英語を「ツール」として使い、専門分野を学ぶ場所です。 一方で、外国語学部の英語学科は、英語そのものを「学問」として深く掘り下げる場所です。
例えば、経済学の専門書を英語で読む場合、必要な専門用語(約1000語程度)と文脈さえ分かれば、内容は頭に入ってきます。多少文法が複雑でも、推測で読み進めることができます。
しかし、英語学科での学びはもっと緻密です。 「なぜここは不定詞ではなく動名詞なのか?」「冠詞の使い分けはどうなっているのか?」といった、細かい文法のルールや言語の構造そのものを研究対象とします。 ただ英語が話せる、使えるというレベルを超えて、言語学者や研究者のような視点で英語に向き合う姿勢が求められます。
入試の最大の壁は「日本語力」
ここが多くの受験生、特に帰国子女やインターナショナルスクール出身者が誤解しやすいポイントです。 「英語が得意だから英語学科も余裕だろう」と思っていると、痛い目を見ることがあります。
公募推薦、カトリック推薦、海外就学者入試、外国人入試など、英語学科の入試問題の多くには「和訳(英文を日本語に訳す)」や「英文解釈」が含まれています。 ここで問われるのは、単に英語の意味がわかることではなく、それを**「適切で高度な日本語に変換する能力」**です。
例えば、SPSFなどの英語学位プログラムにいる学生の中には、英語はネイティブ並みでも日本語の読み書きは苦手、という人が少なくありません。そういったタイプの方が英語学科を受験すると、英語の意味は分かっているのに、日本語で表現できずに点数を落としてしまうケースがあります。
言語を通じて文化や歴史を解き明かす
英語学科で学ぶことの面白さは、言語分析を通じてその国や地域の文化、国民性を深く理解できる点にあります。
トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』や、ルース・ベネディクトの『菊と刀』のように、言葉の使い方一つ一つから、その背景にある歴史や思想を読み解いていく。 そうした「地域研究」に興味がある人にとっては、英語学科は非常に魅力的な環境と言えるでしょう。
まとめ
上智大学外国語学部英語学科を目指すなら、英語力を磨くだけでは不十分です。 「英語を日本語でどう表現するか」「なぜその言葉が使われているのか」を論理的に説明できる、高い日本語力と知的好奇心が必要です。
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